2015年01月21日

モラハラを理由に離婚するには・・・ 

こんにちは。

離婚・夫婦問題解決の専門家
司法書士の貞松綾子です。

先週末くらいから
ワイドショーやニュースで、
三船美佳さんと高橋ジョージさんの
離婚問題が話題になっていますね。

クライアントさんの中にも
自分の現状と重なる部分がありました、
とおっしゃる方が数名おられました。

今回の二人の離婚原因は
当事者である三船さんが明言を避けているため
はっきりとはわかりませんが、一部の報道によると、
高橋さんの「モラハラ」が原因ではないか、
と言われていますよね。

ちなみに、モラハラとは「モラルハラスメント」の略で、
精神的な暴力や嫌がらせのことです。

例えば、言葉の暴力、誹謗中傷、人格の否定、
わざと無視する、わざと大きな音を立てる、
舌打ちする、家事の不備を徹底的に指摘する
などなどです。

三船さんと高橋さんは
去年行った離婚調停が不調に終わり、
現在は三船さんが離婚訴訟を提起しているようですね。

調停と違って裁判を起こす場合には、
法律で定められた離婚原因がなければ認められません。

そこで、まずは法定の離婚原因について
確認しておきますね。

【法定離婚原因】 民法770条1項

1.相手に不貞行為があった場合
2.相手から悪意で遺棄された場合
3.相手の生死が3年以上不明である場合
4.相手が強度の精神病にかかり、回復の見込みがない場合
5.婚姻の継続が困難な重大な事由がある場合


以上、5つが法律で認められた離婚原因です。

今回の三船さんと高橋さんの場合、
離婚原因が「モラハラ」だとすれば、
「5.婚姻の継続が困難な重大な事由がある場合」
に該当すると主張することになると思われます。

私も時々ですが、
夫のモラハラが原因で離婚を考えている
というご相談を受けることがあります。

「モラハラ」を理由として離婚をしたい場合に
問題となってくることは、
「モラハラの程度」と「モラハラの証明」です。

夫との話し合いでスムーズに離婚ができればよいのですが、
加害者である夫にモラハラの認識がないことが多いので、
夫が離婚に応じないことも多いのです。

そうなってくると
最終的には裁判で・・・ということになります。

そして裁判をする場合には、
モラハラを受けた証拠を事前に集めておく必要があります。

裁判では結局「証拠」がすべてになりますからね。

モラハラは重大な人権侵害です!

モラハラ被害で離婚を考えておられる方は
是非一度、弁護士・司法書士等の専門家にご相談下さいね。

ちなみに、モラハラについては
これまでにも何度かブログで記事を書いています。

興味のある方は参考にされてください。(^^)

http://flocorir.sblo.jp/category/3522093-1.html

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夫婦問題解決に役立つ記事を書いています。

また時々ですが、メルマガ読者さん限定の
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posted by 福岡の「女性のための夫婦問題きちんと塾」 at 10:41| Comment(0) | ├ 法定離婚原因

2013年10月21日

不貞行為その@−3

おはようございます。
貞松です。

最近
積極的にいろんな会に参加し、
たくさんの人脈ができたおかげで、
いろんな方から多くのことを
学ばせてもらっています。目

やはり
こうやって「人と繋がること」
視野が広がり、成長していくんだなぁ・・
と感じています。(^^ゞ

悩みを抱えている時も
一人で考えるのは限界がありますよね。

そんなときは、
メールでも対面でも方法は何でもいいので
「HELP」サインを発すること
が解決への第一歩になると思います。(^^)

それでは、今日はおとといの
ブログの続きです。

夫の浮気が発覚したけれど、
やはり夫に愛情が残っているし、
子供のことも考えて
夫婦関係修復の道を選択したとします。

そのために
夫の浮気を許し、夫にも伝えました。

しかし
後になってやっぱり許せない
という思いが込み上げてきたとか、
他の理由で夫婦間にヒビが入ったので
離婚したいと思ったときなどに、
過去の浮気の事実を蒸し返して
それを理由に法定離婚が
できるでしょうか?


この場合、
過去に浮気を一度許したから
離婚請求できなくなる
ということはありません。

ただし、
過去の浮気だけが離婚原因になる
というのではなく、
このことがきっかけになって
夫婦間がギクシャクして
「婚姻を継続し難い重大な事由」
にまで発展してしまったから
離婚する、という主張をする
ことになるでしょう。犬

そして裁判所としても、
一旦浮気を許したという事情は
「考慮されるべき一切の事情のひとつ」
として評価することになります。

このように
法定離婚事由の5つめ
「婚姻を継続し難い重大な事由」
にあたるという主張をすることは
多いです。

性格の不一致を原因として
どうしても離婚したい場合に
相手が応じなければ、
この離婚原因にあてはまらないか
を検討することになります。犬


それでは、
今日からまた一週間が始まります。

よい一週間をお過ごしください。(^_^)/

福岡 離婚相談 浮気 カウンセリング
posted by 福岡の「女性のための夫婦問題きちんと塾」 at 05:57| Comment(0) | ├ 法定離婚原因

2013年10月19日

不貞行為その@−2

おはようございます。
貞松です。
今朝も早起きです。時計

昨日は午後から終日外出
していました。

寝るのも遅くなったので
今日は4時半に起きるのが
危なかったです。(^^ゞ

ちなみに、今日も同じく
午後から終日外出です。

続く時は続きますね・・・。ダッシュ(走り出すさま)

さて
ブログのほうも
昨日のテーマの「続き」です。

不貞を理由とする離婚裁判で、
一回の浮気で離婚が認められるのか?

について、皆さんどう思いますか?

例えば
過去1回だけ、旅先で一度だけ
など、偶発的な浮気であっても
「不貞行為」に変わりはありません。

しかし
実際の離婚裁判では、
夫が浮気相手と同棲してしまったとか、
継続的な肉体関係が続いている、
浮気を何回も繰り返す、
というケースがほとんどです。

一度の浮気も不貞行為には違いない
のですが、一度きりの浮気で離婚を
認めた例はありません。


不貞行為には変わりないのに
なぜ認められないのか?

それは
裁判離婚においては、
不貞行為によって
婚姻関係が破綻した
といえるかどうか?

が重視されるからです。犬

となると
「一度の浮気でも許せない!」と
考えると「おかしいのでは?」と
思うかもしれません。

心情的には
一度だろうが複数だろうが、
浮気は浮気です。

その場合には
一度の浮気でも、
そのことが原因で
夫婦関係がうまくいかなく
なったということで、
「不貞を原因」として離婚を
求めるのではなくて、
「婚姻を継続し難い重大な事由」
にあたると主張を変えて
離婚要求することになります。目

それから
浮気をした夫の言い分で
「自分が浮気をしたのは
おまえに原因がある!」
と、
妻に浮気の責任転嫁をする
ことがよくあります。あせあせ(飛び散る汗)

しかし
いくら妻に不満があったとしても、
そのことが浮気を正当化する
根拠になることはありませんので、
裁判で主張しても通用しません。

当たり前ですよね・・・。(^^ゞ

それでは
明日のブログでは、
「一度夫の浮気を許した場合にも、
離婚することができるのか?」
について書きますね。(^_^)/

福岡 離婚相談 浮気 カウンセリング
posted by 福岡の「女性のための夫婦問題きちんと塾」 at 04:51| Comment(0) | ├ 法定離婚原因

2013年10月18日

不貞行為その@−1

おはようございます。
貞松です。

台風が去ってから、
急に寒くなってきましたね。

ようやく秋らしくなってきた
というかんじです。

ところで
皆さんは季節の中で
いつが一番好きですか?

私は、春生まれということもあり、
が一番好きですね。

気候もいいですし、何かを始める
スタートするにも最適ではないかと
勝手に思い込んでいます。(^^ゞ

さて、
今日のテーマは先日の続きです。

具体的な法定離婚原因その@
「配偶者に不貞な行為があったとき」
について。

まず、不貞行為というのは
「肉体関係までいった場合」
を言います。

しかし、肉体関係の有無の
直接的な証拠はなかなか無い
のが普通ですよね。

だから、裁判では常識的な範囲の証拠
があればよいとされています。

例えば、
夫が相手とラブホテルに入って
行った時の写真があれば、
それだけで不貞行為の推定
働きますので、十分です。

夫の不貞を疑う場合には、
たいていの方が探偵に頼んで、
夫の浮気現場の写真やDVDを
用意されています。

裁判まで考えているのであれば、
証拠能力の問題もあるので、
専門家に依頼するのも
ひとつの方法だと思います。

しかし、
どうしてもそこまでの
不貞行為の証拠がない場合でも、

法定離婚原因の中の
「その他婚姻を継続しがたい
重大な事由があるとき」
という、
別の離婚原因に当てはまる
場合も考えられますので、

証拠がないから離婚できないと
あきらめる必要はありません。犬

つまり
決定的な証拠はないけれども、
2人の交際状況から見て、
妻が夫に対し不信を抱いても
無理ではないといった事情

があればよいということですね。

だから
夫に「浮気の証拠があるのか?」
と開き直られても、
別の離婚原因で離婚請求する
方法も考えられるのです。目

それでは、
今日は昼前から終日外出します。ダッシュ(走り出すさま)

明日のブログでは、
「一回の浮気でも離婚できるのか?」
について、みていきたいと思います。(^_^)/

福岡 離婚相談 浮気 カウンセリング
posted by 福岡の「女性のための夫婦問題きちんと塾」 at 05:53| Comment(0) | ├ 法定離婚原因

2013年10月15日

法定離婚原因とは?

おはようございます。
貞松です。

昨日は午後から薬院にある
行きつけのマッサージ屋さんに行って、
体の疲れを取ってきました。

これで
またしばらく頑張れます。(^^ゞ

ところで
離婚裁判をする場合に、
離婚が認められる原因については
法律で定められています。本

そこで
今日から数回にわけて
考えてみたいと思います。

もし
夫から離婚を要求されたとしても、
究極これらの離婚原因に当てはまら
なければ、離婚は認められない
ということになります。犬

離婚が認められないということは、
その間「扶養義務」は継続しますので、
経済的な面(婚姻費用等)では
離婚した場合より有利になること
が多いです。

そこで今日はまず、
法定離婚原因にはどんなものが
あるのか
全体像を見てみますね。目


【法定離婚原因】民法770条 

@配偶者に不貞な行為があったとき
→浮気のことです。
裁判上は「肉体関係」があった
場合に「不貞行為」と認定されます。

A配偶者から悪意で遺棄されたとき 
→夫婦として求められる協力義務・
扶助義務が果たされていない場合
をいいます。
例えば、生活費を渡さないとか
同居を拒否するなどです。

B配偶者の生死が3年以上
明らかでないとき


C配偶者が強度の精神病にかかり
 回復の見込みがないとき


Dその他婚姻を継続しがたい
重大な事由があるとき

→例えば、性格の不一致、暴力、虐待
ギャンブルなどの浪費。

このように、離婚裁判をするためには
上記5つの原因のどれかに該当しな
ければ裁判をすることができません。

また、離婚裁判を起こしたとしても、
裁判所が一切の事情を考慮して、
「婚姻を継続した方が相当だ」
と判断した場合
には、
離婚請求が棄却されることもあります。
(民法770条2項)

明日からは
これらの離婚原因をひとつずつ
具体的に考えていきたいと思います。

離婚裁判にまで発展する確率は
高くはありませんが、
知識を持っておくことで
「離婚」に対する不安が少しでも
解消できれば・・・

と思っています。(^^)

それでは、今週も元気に
頑張っていきましょう。(^^)/

福岡 離婚相談 浮気 カウンセリング
posted by 福岡の「女性のための夫婦問題きちんと塾」 at 05:55| Comment(0) | ├ 法定離婚原因