2014年01月24日

子供に会わせないから支払わない?

おはようございます。

離婚・浮気問題解決の専門家
司法書士の貞松綾子です。

昨日の夜は
いつもよりたくさん星が見えました。

雲がなく、空気が澄みきっていたので、
オリオン座など冬の星座も
はっきり見えてきれいでしたよ。(^^)

さて今日は、
時々相談時にクライアントさんから
質問されるテーマ
「養育費の支払い義務と
面会交流の関連性」
について
考えてみたいと思います。

離婚後に親権者となり、
子供を監護養育するのは
母親である場合が多いと思います。

その場合に、
離婚時に合意した養育費の支払いを
相手(元夫)に求めたところ、
「子どもと会わせてくれないから
養育費も払う必要はない。」
と言って、
相手が支払いを拒否してきたら
どう対応したらいいのでしょうか?

ここで
元夫が子供に会うことを
「面会交流」と言うのですが、
この面会交流と養育費の支払い義務とは
連動するものではありません。

そもそも
親は子供に対して「扶養義務」
負っていますので、
養育費を分担する「義務」があります。

これに対して
面会交流については、
その程度及び方法については
子供の福祉を十分に考えて
行わなければならないことに
なっているんですね。

このことは
離婚時に、面会交流の取り決めが
きちんとされていたとしても同様です。

ただし
面会交流の取り決めに応じない
正当な理由や事情がない限りは、
やはり守る必要がありますので、
単に「元夫に子供を会わせたくないから」
といった母親の都合で
面会交流を拒否してよいという
ものでもありません。

ということで、
「子どもと会わせてくれないから
養育費も払う必要はない。」という
元夫の気持ちもわかりますが、
養育費支払い義務と面会交流は
「引き換え条件」になるものではない

ということなんですね。犬

だから
元夫にはそのことをしっかり
理解してもらうことが必要です。

それと同様に妻側も、
面会交流について、
子供の福祉に反しない限りは
尊重していかなければならないと
思っています。


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posted by 福岡の「女性のための夫婦問題きちんと塾」 at 06:53| Comment(0) | ├ 養育費

2013年12月03日

親としての義務ですが・・・

おはようございます。
貞松です。

昨日の夕食は
私の大好きな「水炊き」をしました。

福岡は焼き鳥屋をはじめ、
「鳥料理」のお店がとても多い街です。

水炊きのおししいお店もいくつか
ありますし、焼き鳥屋のレベルも高いです。(^^)

さて
先日、以前の司法書士業務のお客さん
の関係である男性の離婚相談を受けました。
(カウンセリングではありません)

その中で彼は奥さんから離婚を
要求されていたのですが、
離婚の条件のひとつに子供の養育費
の取り決めがありました。

ここまでは
いたって普通の話だと思うのですが、
よくよく話を聴いてみると
なかなか切ない事情がありました。

彼の子供は生まれたばかりですが、
彼は一度も子供に会ったことが
ありませんし、事情はあったにせよ、
結婚後一度も奥さんと同居したことが
ありませんでした。

この話を聴いて「えっ?何で?」と
思いませんか?

私も正直「???」でした。(^^ゞ

そんな状況の中
奥さんは弁護士まで雇って彼に
離婚を要求してきたんですね。

そして
奥さんの最大の目的はおそらく
子供の養育費だと感じました。

もちろん
彼の子供には違いありませんから、
養育費の支払いは親として当然の義務です。

ただ
今回の場合は、彼の話からすると
彼にほとんど非はなく、奥さん側の
多少の悪意すら感じずにはおれない
ような事例でした。(>_<)

奥さん側から
子供を出産したという連絡もなく、
子供にも会わせてもらえず、
いきなり離婚要求と養育費の請求です。

そうなるとたとえ義務だと言われても
「はい。そうですか。」とすんなり
とはならないのが心情ですよね。(^^ゞ

この件については
引き続き私もできる範囲でフォロー
していくことになりました。

なんともやるせない話だなぁ・・・
と思いつつも、それぞれの人生と
子供の人生を考えると、
少し切ない気分になりました。あせあせ(飛び散る汗)

いつもは
カウンセリングで女性の立場からの
お話を聴くことが多いのですが、
たまに司法書士業務との関連で
男性側の相談を受けると、
また別の視点から事実関係をみる
ことになり、女性・男性それぞれの
立場からの言い分がよくわかります。目

同じ物事でも
見方が変わると話し合いの仕方も
当然変わってきます。

そういう意味では
司法書士の立場で男性の相談を受けることも、
女性のための夫婦問題カウンセリングに
役立っていると思っています。(^^)

それでは
今日も良い一日をお過ごしください。

※12月14日・15日・22日に
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posted by 福岡の「女性のための夫婦問題きちんと塾」 at 06:13| Comment(0) | ├ 養育費

2013年07月16日

養育費は請求しないという約束

こんにちは。

「夫婦問題きちんと塾」
La・フロコリールの貞松綾子です。

夫婦が離婚する際によく争いになることに
「子どもの親権問題」があります。

そして
子供の親権を取りたいがゆえに
こんな約束をしてしまうことがあります。


妻:「子どもの親権を私に下さい。」

夫:「いや、子供の親権は俺が持つ。譲れない。」

妻:「あなたに養育費の請求はしないから、

   お願いだからこの子の親権を私に下さい。」

夫:「わかった。じゃぁ、お前が全部面倒をみるんだぞ。」

この場合妻は、
子供を引き取って離婚するためにはやむを得ない
として約束することが多いようです。

では、このような約束をした場合に、
数年後に、当時と事情が変わったからといって、
改めて養育費の請求ができるのでしょうか?


これについては裁判例でも、
認められた例と認められなかった例があります。

というのは
ここでの「約束」がどういう趣旨の約束なのか、
約束の法律上の性質によって、
ケースバイケースで判断されるからです。

ということで
どんな状況であっても安易に
「養育費はいりません。」
などと約束するべきではありません。

でも
もし約束していたとしても、
内容によっては認められる可能性がありますので、
請求すること自体はあきらめないでいいと思います。(^^)

以前のブログでも書きましたが、
離婚後の母子家庭で、
別れた父親から養育費の支払い
を受けている人は約20%しかいないのが現状です。

離婚に際して
養育費の取り決めをした人が約35%ですから、
そもそも離婚時に養育費の支払いを
期待していなかったケースと、

取り決めをしたけど後に支払われなくなったケース
が多いということになります。

いずれにせよ
離婚後に子供を育てていく上では、
やはり妻自身が自立して自活できる程度の
収入を得ていくことが最も重要になってきます。


福岡 夫婦問題 離婚 相談
posted by 福岡の「女性のための夫婦問題きちんと塾」 at 07:51| ├ 養育費

2013年06月20日

養育費を払ってもらうために

こんにちは。

「夫婦問題きちんと塾」
La・フロコリールの貞松綾子です。

離婚して子供を引き取って育てていく場合に、
最も重要な問題の一つが
「養育費の支払い」ではないかと思います。

離婚による母子家庭が増える中、
父親から養育費の支払いを受けているのは
2割にも満たないのが現状
だと言われています。

では
なぜ離れて暮らす親(以下、「父親」と仮定します。)は、
自分の子供のための養育費を払わないのでしょうか?

単に父親が無責任なだけなのか? 

それとも支払えない事情があるのか?

もしくは支払いたくない事情があるのか?

または、支払いたくても払うきっかけがないのか?


理由は、ケースバイケースだと思います。

では逆に
養育費をきちんと支払っている父親はどうでしょうか?

父親がきちんと養育費を払うということは、
「養育費が自分の子供の成長に役立っているのだ」という、
「親としての責任や自己確認」
として
お金を届けているのだと思うんですね。


そうだとすれば
養育費を受け取る側の母親にも、
養育費を送金してくれる父親が、
親としての喜びを感じることができるように
してあげる努力が必要
になってくると思います。

子供の福祉に反するような事情もないのに、
自分が子供に会わせたくないから
といった身勝手な理由だけで、
父親と子供の面会交流をさせない、
などといったことがないようにしたいものですね。

養育費の確保は、子供のためです。

夫婦は離婚してしまえば「他人」ですが、
親子はそうはいきません。

父親が親としての義務を
気持ちよく果たせるように、
母親側の配慮も必要なんですね。(^^)

夫婦問題 カウンセリング 福岡
posted by 福岡の「女性のための夫婦問題きちんと塾」 at 12:23| ├ 養育費